最近気を付けている事

皆さん、こんばんは。

私たち人事部は、新卒採用活動を行う一方で、中途採用の活動も積極的に行っています。

以前は求人情報誌に掲載すれば、それだけでウン十人という応募があったものです。(20年位前ですが)
もちろんインターネットも無い時代、紙媒体しかなく文字数にも制限があるため、
時給ありき 立地ありき もしくは有名店に応募が殺到する というような状況でした。

そんな時代とはうって変わって、今はとても便利になったものです。

応募される方も、ご自身の希望を入力すればすぐに条件にあったお仕事が見つかります。私たちにとっても、メールでご応募を頂いたり、逆にスカウトメールをお送りしたりと、比べ物にならないほど便利になっています。

さて、このようにメールでのやり取りが増えているからこそ気を付けている事があります。

社内のモチベーションツールである コンパス にも書かれている事なのですが、
『大量のメールに目を通していると、その一通一通の背後に書き手がいる事を忘れてしまいがちになる』

そう、パソコンの画面に向かって仕事をしているんではないんだと、人を相手に仕事をしているんだという事に気付かされます。

だから、スカウトメールを送るときにも
その求職者の方が、どこからどんな道順で来るのか、今の仕事からなぜ転職しようとしているのか、どんな夢を持っているのか、を 想像しながらメールを送るようにしています。

していますというのは、以前はそこまでの発想がなかったのです。

すると、今まではなかった事なのですが、
とても丁寧な御礼と併せてご応募されたり、わざわざお断りのメールにおいてもありがたいメッセージをくださる方が増えてきたのです。

『素敵なスカウトを頂きありがとうございます。せっかくお誘いをいただきましたが、自分は和食の道を進もうと心に決めておりますので、、、』といった具合にです。

人と人の関係が希薄になったと言われて久しいですが、
人の心というのは全くもって薄くなどはなく、
便利に、心も込めず(電子ツールでは確かに伝わりづらい)に出す一方では、繋がることなんてできないんだなと、つくづく思う1月31日でした。

明日から2月、
人事部に新しい仲間が加わります。

また紹介いたしますね。