人がレストランに行くときって。

「人は自己回帰するためにレストランへ行ったり、料亭へ行ったりする。
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これは僕の考え方です。
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何か人間の本能に響くものに出会うとか、
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もっと単純に何かに感動するとか、
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人はそういうことを求めているのではないか。
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そうだとしたら、出来る限りそれに応えたいと思います。
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ライブ感のある料理というのは、
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その答えの一つです。」
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皆さんこんにちは。
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株式会社ティーエスインターナショナル人事部の泉麻友です。
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こちらは先日行った京都の料亭「菊乃井」の大将、村田吉弘さんの言葉。
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そこでお出しする秋のお料理に、「かますの杉板焼き」というお料理があります。
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杉の板でお魚やその他のお野菜を挟んで
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オーブンで焼いてお出しするものだそうですが、
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杉の香りがほんのり移ったかますは格別だそう。
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(おなかがすいてきました)
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村田さんは、杉の板をあえて焼ききらず、オーブンから出した後バーナーで火をつけ、
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落ち葉を敷き詰めた大皿に盛って座敷まで運んでもらいます。
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そうすると、「まだ火ついてるわ、これ」などと言ってお客様に喜んで頂ける。
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煙のにおいを嗅いだり、静かに燃える火を見たりすることで、
何か懐かしい、郷愁を誘われたような気持ちになれる。
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これがライブ感のある料理。
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蘇州園も、
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「おなかすいたな?
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あ、レストラン見っけ。入ろ?」
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とお越しくださる方は一人もいないはず。
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ここに来れば確かに得られる「何か」を求めてお越しになっている。
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それを忘れないこと。
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そして毎回いい意味で期待を裏切り続けること。
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?「世界中から人が集まる特別な場所」
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何を「特別」と感じるかは、お客様によって違います。
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「目の前のお客様の求める特別感とは何か?」
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それをつかみ、ご要望以上のものを提供できるかは
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全てサービスする「人」にかかっているように思います。
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そして技術と言うより、「目の前のお客様を喜ばせたい」と本気で考えているかどうか。
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これが一番大切。
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2012年新卒内定者も出揃ってきましたが、
きっとその気持ちを大切にしてくれるメンバーだと思っています。
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これからが楽しみですね?ひとみさん。
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